中国広州遠征記 ~その2 広州到着~
1.2 ホテルまで走れ!~広州白雲国際空港からホテルまで~
広州白雲国際空港に到着。
飛行機から出て、空港に入ると、もわっとした熱気とともに、独特な香り。
ここが中国か。
当たり前なんだけど、標識が全て見慣れない中国語。
中国語の下に小さく書かれている英語を頼りに、行先を探す。
途中トイレに入ったんだけど、トイレの雰囲気も日本と違う。
まずは入国審査。結構物々しい雰囲気。
顔とパスポートをチェックされる他に、指紋を取られる。。。
初めての体験なので、かなりドキドキ。
その後、荷物を受け取り、空港地下の駅へと向かう。
向かうんだけど、荷物受け取りのところから、いまいち出口がわからない。
通りがかりのCAさんに道を尋ねる。
「Excuse me. Where is subway station?」
すると、めっちゃイヤな顔をされる。
これが中国の洗礼なのだろうか、、、もしくは業務外だから話しかけるなということなのだろうか、、、
今回のホテルは、オーバーシーズチャイニーズフレンドシップホテル。
ホテルの最寄り駅が石牌橋駅で、空港の最寄り駅の機場南駅からは地下鉄で40分ほど。
まずは地下鉄の駅へ向かい、切符を購入する。
切符はICが付いている3日券。(三日票)
約800円で3日間地下鉄が乗り放題なのでかなりお得。
有人の窓口に行って3日券を購入。片言の英語。
で、ここで問題が発覚。
入国審査や手荷物の受け取りで思ったより時間が過ぎていて、石牌橋駅までの終電を逃してしまっているらしい、、、
この時点で夜の11時。
タクシーでホテルに向かうことも検討したけど、地下鉄で石牌橋駅の隣の体育西路まで行き、そこからタクシーに乗ろうということに。
広州の地下鉄は、改札でもX線検査をやっていて、入るたびに荷物を改札横のX線検査に通す必要がある。これが最初怖かった。(2日目ぐらいから慣れたけど)
ここまで写真なし。
それだけ焦っていた。。。
地下鉄車両の内部も日本とはかなり違っていて、椅子がスチール製。
案内板はあるけど、黒に赤字の中国語。
ホームの配色も赤や黄色の原色が多くて、見慣れない感じ。
でも、ホームには天井までのホーム扉が付いていて、日本よりも進んでいる感じだった。
(写真を撮ってないのが残念。。。)
いよいよ体育西路に到着。
ここからタクシーに乗ろうと、まずは地上へと出る。
すると、駅の前にタクシーが1台止まっていて、運転手が外でタバコを吸っている。
彼に、行先のホテルの地図を見せて、値段を聞くとなんと「100元(約1600円)」!!
日本円に換算するとそうでもないような感じがするけれど、広州のタクシーの初乗りは12元(約190円)。
明らかにふっかけられている。もちろん、2人だったし1600円なら乗ってもよかったんだけど、正直そんなタクシー、乗ったらどこへ連れて行かれるかかなり怪しかったので、別のタクシーを探す。
が、タクシーは全く止まっていない。
時間は刻々とチェックイン時間の0時に近づいている。
チェックイン時間を過ぎて、ホテルをキャンセルでもされたらかなり面倒。
とはいえ、ホテルに電話して英語で遅れるってうまく伝えられるかどうか。。。
ということで、一駅だから歩いて向かおうということに。
(後で振り返ってみると、歩けない距離ではないけど、海外の初めての場所で、しかも夜中にこの判断はなかなかすごい。。)
0時近くで、深夜のはずなんだけど、結構人が歩いていて、なかには子供が遊んでいたりする。
そういう国民性なんだろうけど、「大丈夫なの?」って心配になりながら、先を急ぐ。
気温はかなり暑くて、しかも湿度がひどい。
4月下旬でしかも夜中だったけど、感覚的には夏の夕立のあとのような蒸し暑さだった。
で、なんとかホテルに到着。
写真は次の日の写真だけど、そこそこ大きめのホテル。
無事チェックインして、室内へ。
部屋はこんな感じ。
疲れていたけど、お腹がかなり減っているので、 ごはんを食べに外出。
ホテルの近くにあった、ワンタン屋さん。
メニュー表が漢字ばかりで注文に苦労したけど、なかなか美味しい。
そしてもう一軒。
今度は牛肉麺かな?麺はうどんみたいな感じ。
これも美味しかったけど独特な感じ。
で、お店で水が出てこないことに、2軒目にして気づく。
周りを見ると、自分のものと思われるペットボトルの水を飲んでいる。
どうも中国では水は持ち込むのがデフォらしい。
帰りに、コンビニに寄って、飲み物やお菓子を買ってホテルへ。
コンビニは中国独自のお店以外にファミマもあって、日本の飲み物も結構置いてあったんだけど、基本店員さんが不愛想。
これも国の違いなんだろう。
ということで、長い長い1日目を終えて、いよいよ明日からライブ。
本当に長い1日だった。
その3へつづく。