マイコログ

アイドルライブの観戦の記録と、日々考えるアイドルのこと。

台湾遠征記 ~その6 台湾の奇跡~

昨日も訪れたライブ会場 杰克音樂 - Jack's Studio。

いよいよ、フラドラ台湾遠征のラストのライブが始まる。 

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もちろんきちんとFragrant Driveの名前が入っている。

 

階段を降りると、Nina PeleaのCocoさんが特典会をやっている。

昨日みかけたニナペレのオタさんに軽くあいさつをする。

特典会の脇を抜けて会場へ入ろうとすると、後ろから「お疲れ様です!」との声。

振り返ると、なんとCocoさんから声をかけられる。

驚き、ありがたさと同時に、幸先の良さを感じる。

 

これは、うまくいくかもしれない。

根拠のない自信がわいてくる。

 

会場へと入る。

昨日と同様、ひんやりとした空間。

会場の観客は昨日と同じぐらい。100人ぐらいだと思う。

会場にフラドラのオタクは4人。

4人で台湾遠征ラストのライブを迎える。

 

台湾のアイドルさんの出番が終わり、はける。

いよいよ、フラドラの時間だ。

 

前のほうへと進み、最前中央からやや上手寄り。

今日も後ろを振り返る。

真凛ちゃんは何色ですか?」

台湾のファンの方に、真凛ちゃんの担当カラーを聞かれる。

真凛ちゃんは、青色です!。真凛ちゃん's color Blue!!」

 

「みっぽちゃんは?」

「オレンジです!」

今日もニナペレのオタクさんたちが、僕たちの後ろに陣取ってくれている。

 

これはいける。

 

フラドラのOverture。

いつものあの曲が台北のライブハウスに流れ、赤の衣装を身にまとった6人が現れる。

フラドラ、台湾遠征ラストのライブのスタートだ。

 

1曲目はそよ風のソーダ

「ミョウホントゥスケ!カセントビジョキョ!!」

響くMIX。

それに呼応して、みんながあとに続いてくれる。

これはすごい。すごすぎる。

普段の東京での対バンよりも何倍も盛り上がっている。

かなりの盛り上がりでそよ風のソーダを終える。

 

メンバーのMCが入り、メンバーそれぞれの挨拶のあとは大きくメンバーの名前が叫ばれる。

真凛ちゃん推しの台湾の方に、ペンライトを見せられ、「真凛ちゃんの青はこの青でいいですか? 」と聞かれる。ペンライトは水色。

「青系ならOKです!」

もうね、わけがわからない。

ここは台湾なんだよ。

フラドラ初台湾遠征の場所。

 

そよ風のソーダであたたまった後は、胸の奥のVermilion

 

コールが響く。

台湾のライブ会場に、フラドラのコールが大きく響く。

 

落ちサビでは、前方に押し寄せ、みんなで全力でケチャをする。

 

メンバーの満面の笑み。

全力で楽しむメンバーの顔。

 

観客に最大級のレスを送るメンバー。

観客も最大級のコールでそれに返す。

 

みっぽのMIXの煽り。

それに対して、みんなが全力のMIXで返す。

 

奇跡が起きている。

明らかに奇跡が起きている。

 

東京での対バンでは見られない盛り上がり。

 

その後、眠れる姫にくちづけをで、緩急を付け、

Magnet。

かななの「は~~」で盛り上がり、

Evergreen

Everlasting First Kiss

で畳みかける。

 

こんなライブが見られるとは思っていなかった。

フラドラのオタク4人。

始まる前は正直どうなるかと思っていたけれど、蓋をあけると、とんでもないことになった。

 

そのあたりの熱狂はメンバーのツイートからもうかがえる。

 

 

 

台湾に来てよかった。

そして、そう思った以上に、こんなライブが見られて、オタクを続けていてよかった。

泣きそうだった。

今思い出しても泣きそうになる。

 

最高のフラドラ台湾遠征だった。

本当に本当に最高だった。

 

 

 

そのあとは、もちろん、Nina Peleaのライブで一緒に盛り上がる。

フラドラのライブ後、後ろに下がると、ニナペレのオタさんに「前で見てもいいんですよ?」って笑顔で言われる。

 

ペンライトを緑に変え、一緒に盛り上がる。

一緒にコールをし、MIXをし、肩を組んで大きな輪を作る。

ふとCocoさんと目があったときに、特大のレスをいただける。

本当にありがたい。

 

 

ライブ後の特典会も大いに盛り上がった。

たくさんの台湾のファンの方と、ニナペレのファンの方もきてくれて、特典会は1時間ほど続いた。

もちろん僕も、普段以上にチェキを撮る。

 

最高のライブを見られたのだ。

その気持ちを特典会で伝える。

 

台湾に来てよかった。

 

「熱いオタクがいるところに、奇跡は起きる。」

 

昔、よく一緒にライブに行った熱いオタクがよく言っていた言葉。

まさにそのとおりになったのだ。

 

 

ライブと特典会を終え、熱い気持ちを下げられないまま、会場をあとにし、西門駅へと向かう。

雨の雑踏のなか、僕はずっとフラドラのライブの熱狂の余韻の真っただ中にいた。

 

こんなことが起こるのだ。

 

その7へつづく。 

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