台湾遠征記 ~その5 小籠包オフ会と台北101~
ホテルの朝。
プロデューサーを連想させる名前の、缶コーヒーを飲みながら、朝の身支度を整える。
このコーヒー、なにげに台湾で毎回飲んでいる。
オフ会の場所は、昨日訪れた国立博物館の近く。
MRTで会場へ向かう。
ホテルの近くの街並み。
スクーターがたくさんいて、結構強引に走っていたりする。
こういう感じも海外ならでは。
オフ会の場所は、點水樓(ディエンシュイロウ)。
結構有名なお店らしく、開店30分前に、僕たち以外にお客さんが2人待っていた。
ここ以外にも何店舗かあるらしい。
集合時間、お店の前で待っていると、プロデューサーとA木さん、メンバーたちが来て、一緒に開店前のお店の中に入る。
お店の2階がオフ会会場で、手を洗い、全員集合。
そこで、チーム分け。
かななチーム、かなみんチーム、みっぽチーム、ぽんずチーム、れなぴチーム、まりんチームに分かれる。
そのあと、小籠包包みスタート。
紙エプロン、紙帽子、紙マスクを着用して、お手本を見せてもらったあと、各々自分の前に用意された小籠包を包んでいく。
これがなかなか難しい。
餃子を包む感じなんだと思う。
作った小籠包の桶には番号が書かれており、その番号のものが蒸された後運ばれる仕組み。
その間、皮延ばし体験をやったあと、別室に移って、チームごとに円卓を囲む。
れなぴ作小籠包。
かなな作小籠包。
手作り小籠包とれなぴ。
ジャンプのうちわを持つ、かなみんジャンプさん。
食べ終わったあとの集合写真。
オフ会はこんな感じ。
オフ会のあとは、ライブまで時間があるので、だかさんと台北101へ。
2007年まで世界一高いビルだったらしい。
せっかくなので頂上まで登ってみる。
1階で自動発券機でチケットを購入し、専用エレベーターがある5階へ。
案内の方に、入口がどこか聞こうとすると、チケットを見せるように言われ、渡すと、チケットではないと。
どうやらレシートだけ受け取って、チケットを忘れたらしい。。
「Sorry, I lost ticket.」
とっさに英語が出る。
正直なところ、前回行った広州では予約したはずの入場チケットが予約されていなかったり、ホテルのトイレをつまらせてしまったり、ぼったくりのタクシーにあったりと、大きな海外のトラブルを経験しているので、このぐらいのトラブルには動じなくなった。
支払いをしたカードを見せ、案内の人がバックヤードに入り、チケットをもってきてくれた。
2000円ほどしたので、無駄にせずよかった。
これがチケット。
世界最速のエレベーターで最上階へ。
最上階の眺めがこちら。
曇っているのが残念だけど、すごく高い。
晴れていたら、きっと壮観な眺めなんだろうなって想像する。
さて。いよいよ、旅も大詰め。
ライブの時間が近づいてくる。
帰りの飛行機が0時すぎ発なので、まっすぐ空港に向かうため、一度ホテルに荷物を取りに行き、ライブ会場へ向かう。
今回の台湾遠征ラストとなるタピオカを飲んで、いざ出陣。
(まるでこれから戦をするような武士のような気持ち)
いよいよ、これから台湾遠征ラストのライブ。
今までアイドルオタクとして経験してきたこと、
今までのストーリー、
それら全てがこのライブに繋がっているような気がして、
僕は内心武者震いをしていた。
フラドラ台湾遠征、"奇跡のはじまり"なのである。
その6へつづく。