台湾遠征記 ~その2 素敵な景色と美味しい台湾料理~
3.台湾1日目 ~台北市内観光とライブ~
飛行機に乗ること3時間。
台湾が見えてきた。
着陸したのは桃園国際空港。
少し見えづらいけれど、奥に見える建物には「EVER GREEN」と書かれている。
空港ではTAIWANの文字がお出迎え。
建物がすごく素敵な空港。
入国手続きと両替を済ませて、台北市内へと向かう。
乗るのは桃園機場捷運。
山あいの景色からどんどん都会へと車窓の景色は変わっていく。
こういう景色を見るだけでもドキドキする。
街並みはやはり日本とは異なる。
こういった景色を見ていると、海外に来たんだなと実感する。
台北駅へ到着。
すごく近代的でアーティスティックな駅が出迎えてくれる。
日本でいうと、京都駅のような感じ。
桃園捷運の台北駅からMRTへの台北駅へと歩き、民権西路駅へと向かう。
まずはホテルに荷物を預けに行く。
この辺は日系のお店が多く、日本にいるような感覚になる。
日本のファーストフード店が軒を連ねる。
台湾はなぜかファミリーマートがすごく多い。
日本より多いんじゃないかってぐらいファミリーマートがたくさんある。
日本人の観光客が多いからだと思うんだけど、こういう発見もまた面白い。
荷物を預けて、最初の目的地の四平陽光商圏へ。
再びMRTに乗り込み、松江南京駅へ向かう。
電車で5分ほどで到着。
大通りから一本路地に入ると、台湾らしい街並みになる。
こういう雰囲気の路地を見るのもいい。
そして、いよいよ目的の四平陽光商圏。
ここを入っていくと、Back Number「高嶺の花子さん」のPVに出てきた場所が見えてくる。
もう少し奥に入ってみる。
素敵な景色が続く。
この写真を納めたかったんだよね。
赤、青、緑。色あざやかな旗が空を覆う。
すごく素敵。あのPVどおりの風景。
どこかノスタルジックな雰囲気が漂う景色。
台湾の人の美的感覚と、日本人の美的感覚が似ているのかもしれない。
街並みとか、夜景とか、台湾は色づかいが日本に似ている感じがする。
でもこういった、旗で頭上を埋めるっていう飾りつけは日本では見たことがない。
この辺の感覚はとっても素敵だと思う。
こういった場所にいると、とってもあったかくて、すごく安らいだ気持ちになる。
来てよかった。
これで旅の目的のひとつは達成。
朝から何も食べていなくて、お腹が空いたので、ごはんにすることにする。
この近くに富覇王猪脚という、人気の豚足煮込み料理屋があるというのを調べておいたので、開店前に行ってみた。
店先では豚足や料理を煮込んでいる。
まだ開店前。
開店20分前で10人ぐらいの行列ができている。
せっかくなので僕も並ぶことにする。
異国の地で、一人で飲食店に入るのもなかなか勇気がいるなと思いつつ、行列のなかには日本人が結構いたのでだいぶ安心しながら、開店を待つ。
開店と同時に入店して、入口のレジで注文と支払い。
そのあと、奥に通される。
頼んだのは、豚太もも肉、煮揚げ豆腐、魯肉飯(ルーローハン)と、台湾ビール。
この太もも肉は絶品で、ビールによく合う。
ほんとに美味しい。
その土地のお酒は、その土地の料理とよく合う。
そんなことを考えながら、豚太もも肉を食べては、台湾ビールを飲む。
最高の昼食だ。
これ以上ない最高の昼食。
そして、魯肉飯という甘辛く煮た豚肉のそぼろが乗ったごはん。
これも美味しい。
かなり満足してお店を出た。
実際、ひとりで食べるにはかなり多くて、だいぶお腹がいっぱい。
いっぱいなんだけれど、、、
近くに気になるタピオカのお店が。
幸福堂。
ネットで調べると、これも人気店みたいで、鮮やかな色合いのタピオカが飲めるらしい。
ということで、黒糖タピオカミルクを頼んでみた。
鮮やかな色が広がる黒糖タピオカミルク。
他にも色鮮やかなメニューがあったんだけど、一番オススメらしいこれにしてみた。
バーナーで黒糖を焦がして作っていて、香ばしい黒糖の風味が口にいっぱいに広がる。うん、美味しい。
しあわせ。
まさに幸福。
素敵な景色に、美味しい料理とタピオカ。
もうかなり満足している。
こんなに満足していいのだろうかってぐらい満足。
このあとは、ライブまで少し時間があるので、ライブ会場の場所の確認を兼ねて、西門駅へと向かうことにする。
その3へつづく。