台湾遠征記 ~その3 市内観光と思い出の場所~
ライブまでまだ時間があるので、観光をしつつ、ライブ会場の場所を確認しようと思い、西門駅へと向かう。
まずは総統府を訪れてみた。
残念ながら改修中。
総統府は日本統治時代の1919年に建てられた建物。
こういった日本統治時代の建物が残っているのはすごい。
一見、東京にいるのかなと錯覚する。
すごく立派な建物。
こういう建物を大事に残してくれている台湾には感謝だね。
その後この周辺を散策。
二二八和平公園をお散歩。
こういった台湾らしい建物は心躍る。
野外劇場があったり、噴水があったり、大きな公園。
こんなモニュメントも。
そして、博物館もある。国立台湾博物館。
これも日本統治時代の建物。
すごく立派。
そこから今度は、西門駅から会場があるほうへと歩く。
西門の駅前はこんな感じで、すごくにぎわっている。
日本で言うところの渋谷のような感じ。
台湾の漢字は繁体字だから余計に日本っぽい。
道の脇にはこういった提灯がぶら下がっていて、台湾らしさが出ている。
少し歩くとこんな路地がたくさんある。
雰囲気がすごくいい。
赤の提灯がずらっと並び、周りの建物や看板の字体も心地よい。
台湾に来たって感じがすごくする。
そして僕は、会場へ向かう前、あるところへ立ち寄ろうと考えていた。
今回の旅の2つ目の目的地。
1年前に訪れた場所。
5大唱片というレコード店だ。
実はここ、今回ライブを見にいくFragrant Driveと同じレーベルのShine Fine Movementがリリイベをやった場所で、ちょうど1年前僕はここに来ていた。
僕は今、その場所へ向かっている。
ただ、ここで、僕たちは少し時間を進めてみることにする。
この日のライブ後、夜市で夕食を食べ、ホテルへの帰り道。
時間は夜。
雨が降っているので、タクシーで帰ることになった。
流しのタクシーを拾い、3人でタクシーに乗り込むと、ふとしたことに僕は思い当たる。
昔も海外で、このメンバーでタクシーに乗り、ホテルへ帰ったことがあったのだ。
(正確には、この3人プラス1人なんだけど。)
それは、このShine Fine Movementを見に、中国・広州へ遠征したときだった。
そして、その中国・広州で、奇跡が起きる。
絶対的にアウェーであるはずの中国・広州で、熱狂の渦が巻き起こったのだ。
ライブでは、1人が中国人にリフトされ、コールやMIXが叫ばれ、特典会はたくさんの人。メンバーが日本へ帰国するときには、10人ほどが空港まで見送りにきたほどだった。
そんな奇跡を、このフラドラの台湾公演でも起こせないものかと、僕はずっと考えていた。
話を戻そう。
5大唱片を求めて結構迷いながら彷徨い、やっとのことでたどり着く。
ここだ。
この看板。
正面から見てみる。
まさにここ。
ここで1年前、彼女たちのリリースイベントを見たのだ。
お店のなかに入ってみる。
前回来たときと全然変わっていない。
そして、J-POPの棚にCDが置いてあった。
光クレッシェンド台湾版。
(台湾版と言っても、帯だけなんだけど)
すごく懐かしい。
このお店で、全員サイン会と、グループショット会をやったのだ。
このあと、お店を出て、ライブの場所を確認するため、ライブ会場へと向かう。
ここから歩いて5分ほど。
(本当なら5分で着くのだけれど、迷った僕は映画館の前をさまよいながら15分ぐらい歩く)
名探偵の映画が7月から公開されるようだ。
迷いながらもやっと到着。
ここだ。
杰克音樂 - Jack's Studio
しっかりとFragrant Driveの名前も入っている。
始まってはいるものの、フラドラの出番までは2時間以上あり、汗もひどくかいてしまったので、一旦チェックインするために、再度ホテルへ戻ることにする。
ホテルにチェックインし、シャワーを浴び着替えて、いよいよ、今回の旅のメインイベントであるライブへと向かう。
その4へつづく。